医療保険と介護保険

リハビリテーション

こんにちは、作業療法士の『タク』です!
今回は医療保険と介護保険の違いについて記事にしてみました!

学生時代にあまり触れずに、そのままという方のためになれば幸いです!

医療保険って?

医療保険は大きく分けて、公的医療保険民間の医療保険があります!

  • 公的医療保険:国や自治体が運営
  • 民間の医療保険:民間の会社が運営

公的医療保険制度は国や自治体が運営しているもので、
日本は「国民皆保険制度」により、国民全員が加入しているものになります。

公的医療保険は更に分かれて、3つの種類があります!

  • 健康保険:会社員や公務員、その被扶養者が加入
  • 国民健康保険:自営業者やその家族が加入
  • 後期高齢者医療制度:75歳以上の方が加入

リハビリに関連する内容としては、医療費の一部を負担するということになります!
保険適用後の負担額は以下のようになります!

被保険者の年齢自己負担額の割合
0歳 ~ 小学校就学前2割負担
小学生 ~ 70歳未満3割負担
70歳 ~ 74歳2割負担(現役並みの所得者は3割負担)
75歳以上1割負担(現役並みの所得者は3割負担)

介護保険って?

介護保険も大きく分けて、公的のものと民間のものがあります!
その中でも公的介護保険は2種類に分かれています。

  • 第一号被保険者65歳以上の人が対象
  • 第二号被保険者40~65歳未満の人が対象

その他の内容をいかにまとめておきます!

第一号被保険者第二号被保険者
対象者65歳以上の人40歳~65歳未満の人
受給者要支援・要介護者老化が原因となる特定疾病によって、
要支援・要介護者になった場合のみ
保険料・市町村が決定
・年金が18万円以上の人は年金から天引き
・健康保険の場合
 ☞加入している医療保険に上乗せして決定
・国民健康保険の場合
 ☞前年の所得等に応じて決定する
自己負担原則1割負担原則1割負担

医療保険と介護保険は併用できるの?

原則として、介護保険と医療保険の併用はできません

診断名が同じものに対して2種類の保険併用はできませんが、
別の診断名としてリハビリを受けることが出来る可能性もあります!

リハビリの違いはあるの?

医療保険を利用するリハビリには以下のようなものがあります。

  • 病院での入院リハビリ
  • 病院での通院リハビリ(外来受診)

介護保険を利用するリハビリには以下のようなものがあります。

  • 施設に通って行うリハビリ(通所リハ
  • 自宅へ来てもらって自宅で行うリハビリ(訪問リハ

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